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ニュピは医療連携した介護施設で バリ島カシイブ総合病院が宿泊パッケージ

リビングルーム

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 バリ島の新年を過ごすニュピ特別宿泊パッケージを現在、バリ島の東海岸沿いに位置するギャニャール県サバ村のカシイブ総合病院サバ分院(Jl. Pantai SABA No.9, Saba, Gianyar)内に併設された介護施設「ホヴィアシスト」が販売している。日程は3月21日~23日の2泊3日。

カシイブ総合病院サバ分院

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 ニュピはバリ島サカ暦の新年に当たる日で、バリヒンズー教徒にとって最も重要な日。新年を静かに、清らかに過ごすことから「静寂の日」とも呼ばれ、この日は外出や電気の使用、騒音なども禁止されている。これは島内にいる全ての人が対象となるため、観光客もホテルから一歩も出ることができない。そのため島内のホテルでは異宗教や外国人在住者向けの2泊3日の「ニュピ特別パッケージ」を設けているところが多い(現在は最小限であれば電気の使用は可能)。

 ニュピは朝6時から翌日の朝6時までの24時間。この間は飛行機の離発着はもちろん、交通機関が完全にストップするため、出産や病気など緊急を要する場合も、まず集落の警備員に連絡をするなどしなければならないため対応が遅れてしまう。そうした活動制限が行われるニュピは、体調が思わしくない高齢者がいる家族にとっては心配な一日となる。

 ホヴィ・アシストはカシイブ総合病院サバ分院4階に2021年10月に完成した24時間体制の介護サポートが受けられる滞在型のシニア向け施設。ホテルのような設備が整っている上、病院内にあるため緊急時の体制が整っているのが特徴。

 カシイブ総合病院の日本人スタッフのプトゥ・ヒロミさんは「介護を必要とする方はもちろん、その家族が活動制限のかかるこのニュピの日を安心して過ごしていただけるよう、経験富かな介護士が24時間体勢でサポートするので、自宅にいるような雰囲気で快適に利用していただける」と話す。

 料金は、エグゼクティブルーム=Rp.265万、VIPルーム=Rp.225万。食事は1日3食+スナック2回。利用可能施設はリビングルーム、プレールーム、ルーフトップガーデンなど施設内の設備。ランドリーサービスやハウスキーピンサービスなどを含む(年齢制限なし)。

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