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バリ島・スミニャックで「スポゴミ大会」 日本アセアン友好協力50周年で

計量するバリ日本人会のイベントボランティア

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 バリ島初となる「スポゴミ大会」が3月12日朝、バリ島スミニャックのプティトゥンガ・ビーチ(Petitienget Beach, Seminyak)で開催された。

イベント開催場所のスミニャックのプティトゥンガ・ビーチ

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 スポゴミは、社会奉仕活動のごみ拾い活動にスポーツのエッセンスを加え「競技」にした日本発祥のスポーツ。60分の制限時間内に決められたエリア内のごみを拾い、分別し、種類ごとにごみを計量し合計ポイントで入賞者を決める。2008(平成20)年から日本で開催され、既に累計3000回以上、開催されている。インドネシアでの開催は、昨年7月にジャカルタで行われたのに続き2回目。12日はバリ島内の学校や会社、ボランティア団体など20組以上が参加。環境林業省の廃棄物処理局、バリ州環境林業局の関係者も参加した。

 大会主催者は現在、廃棄物リサイクルビジネスに力を入れ、今年で設立30周年を迎える丸紅インドネシア。大会前のスピーチで笠井信司社長は「日本が現在のように美しい国になったのは、人々がごみを拾い、分別し、適切に処理する習慣が定着したから。身の回りがきれいになれば、爽快な気持ちになる。参加者の皆さまにもそれを体験していただきたく、また少しでも多くの方がごみ問題に関心を持ってほしいと始めた活動。このイベントが、インドネシアの美しい自然と景観を守る一助になることを願っている」と話した。

 在デンパサール日本領事館の勝又晴美総領事は「今年は日イ国交樹立65周年。日本アセアン友好協力50周年でもありインドネシアがアセアンの議長国にもなっている。この記念すべき年にバリ島で日本発祥のスポゴミ大会を開けることは大変素晴らしい。日本のごみ対策の経験はインドネシアにとって必ず役に立つと思う。この大会で日本人とインドネシア人が手を取り合い、楽しみながら、ごみ拾いをできたら。そしてバリの観光地としての魅力をさらに高めるとともに、このイベントが契機となり、今後はインドネシア、さらにはASEANの廃棄物問題の解決に貢献できれば」と話した。

 現在、インドネシアは海洋プラスチックごみの排出量は中国に次いで世界2位。インドネシア政府は諸外国などの協力を得ながら深刻なごみ問題に取り組んでいる。

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