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バリ島・バリヒンズー教総本山ブサキ寺院で創立記念の祭礼

本殿から参拝を終えて下りてくる参拝者

本殿から参拝を終えて下りてくる参拝者

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 バリ島・霊峰アグン山の中腹にあるバリヒンズー教の総本山・ブサキ寺院の創立記念の祭礼が3月24日から4月15日まで、行われている。

ブサキ寺院内

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 霊峰アグン山の中腹標高約900メートルに位置する同寺院は、中央に三大神(ブラフマ神、ウィスヌ神、シヴァ神)が祭られている本殿があり、そこを取り囲むようにバリヒンズー教徒一族の祖先が祭られている家族寺が並ぶ、およそ30もの寺院で構成されている複合寺院。

 そこで毎年行われる寺院の創立記念の祭礼「イダ・ブタラ・トゥールン・カベ」は、全ての神々がこのブサキ寺院に集まり降臨するとされ、いわば「神在月」のこの時期に寺院を訪れ、祈りを捧げることでたくさんの神々からの加護を授かるとされる。今年の祭礼は3月24日のバリ島満月に始まり、連日早朝から夜遅くまでバリ島全土から訪れた大勢の参拝者でぎわっている。

 参拝者はまず、祖先が祭られているそれぞれの家族寺で参拝をした後に中央の本殿で参拝。通常バリ島の寺院で参拝後に授与されるトゥリダトゥというお守り(ミサンガ)は、三大神を表す3色(赤、白、黒)の糸を使うのが一般的だが、ブサキ寺院の祭礼で頂くミサンガの糸は9色と多い。

 昨年3月に駐車場や参道などが新たに整備され、駐車場は4輪車が1541台、2輪車は1268台、バス専用駐車場は250台が収容可能になった。電動シャトルバスも登場し、真新しい参道の店や清潔感あるトイレなど、昔の面影はなくなりきれいに生まれ変わった。以前はごみのポイ捨てが後を絶たなかったが、それに関しても昨年から規制が厳しくなった。使い捨てビニール袋に入れた供え物を持参することを禁止したほか、参拝で使った花や線香も指定されたごみ箱に捨てるようにするなど、少しずつ参拝者の意識にも変化が起きている。

 観光客も腰布(サロン)を巻いて入れば見学は可能(本堂や寺院内部は不可)。ただし、祭礼期間中のアグン山の登山は禁止。

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