オーストラリアのワイナリー「WOLF BLASS」が4月15日、バリ島ジンバラン地区にあるフレンチレストラン「noosa」でワインペアリングイベントを開催した。
ワインペアリングとは、一品一品の料理に合わせたワインをグラスで提供すること。料理とワインの組み合わせの妙を楽しむことができる。
WOLF BLASS社は1966年、創業者のウルフ・ブラスさんがドイツからオーストラリアに移り住み、ワインの醸造を始めたことに始まる。現在ではオーストラリアで最も多くの受賞歴を持つワイナリーだ。高級品種の栽培地として名高いサウスオーストラリア州の中でも最高の醸造地として名高いバロッサバレーに本拠地を持つ。
「高品質で誰でも楽しめるワインであることを醸造哲学にしている」と同社マーケティングのスチュワートさん。オーストラリアとバリ島は距離的な近さもあり、年間約100万人のオーストラリア人観光客がバリ島を訪れる。しかし、インドネシア政府のアルコールへの課税率の高さからオーストラリアからの輸入ワインは在住者にとっていまだ高根の花だ。
会場となった同店のチーフシェフ目野さんは「WOLF BLASSはブドウの魅力を最大限に生かした個性的なワイン。そのワインに負けないよう、エビ、ホタテ、ラム肉を使った味わい深い料理を用意した。組み合わせの面白さを楽しんでほしい」と話す。