バリ島ウブドの中心部に11月6日、Ramen Dining 「KAZUMI」(Jl.goutama selatan no.25)がオープンした。
Ramen Dining 「KAZUMI極太チャーシューを炙っている様子
場所はウブドの王宮から近いゴータマ通り。ウブドの新たなグルメストリートとして注目され、夜には大勢の観光客が集う。
ラーメンはブラック、レッド、ホワイトの3種類。「Black Tonkotsu Ramen」(10万ルピア=約770円、ハーフは7万ルピア=約540円)はしょうゆ豚骨味のラーメン。
自家製チャーシューは豚バラをショウガとネギと一緒に5時間煮込み、トロトロに仕上げた。厚さ1センチ、1枚100グラムとボリューム感がある。ほうれん草と小ネギ、味付け卵をトッピングする。オーナーの片山さんは「チャーシューはお客さまの前で、バーナーで炙(あぶ)る。この様子がインスタ映えすると、お客さまの多くは写真を撮っていく」と話す。
他にも「RedスパイシーTonkotsu」はチリと赤みそを合わせたスープや、ベジタリアン向けの「White Veggie Ramen」は豆乳と赤みそを合わせたものがある。クリーミーなカルボナーラ風のスープで野菜は素揚げしたカボチャやミニトマト、アスパラ、パプリカ、ゆでたほうれん草をトッピングする。ラーメンのほか、羽根付き「Gyoza」(豚、鳥、野菜、各6個で4万ルピア=約310円)や5種類の味がある「sushi roll plate」(8万ルピア=約620円)なども人気だという。
片山さんは「オープン準備には1年半かかり、その間は味の試作を繰り返す日々。私が横浜出身だったこともあり、横浜ラーメンと言えば『しょうゆ豚骨味』がポピュラー。昔から食べてきた味のスープにこだわった。バリ島に移住して4年だが、ウブドは国際色豊かな観光地。ここならラーメンという世界で知られているメニューで勝負ができると思った」と意気込みを見せる。
店には観光客のほか、地元ウブド在住のバリ人のカップルやファミリーが訪れるなど、地元客の利用も多い。
営業時間は17時30分~22時(ラストオーダー)。月曜定休。駐車場は無し。