バリ島マス村Tony raka art loungeで8月16日、ギターでガムランを奏でる関将(Seki Show)さんとバリ舞踊と音楽のダンスパフォーマンスグループ「Baliwali」が初共演を果たした。
「Baliwali」バリの宮廷舞踊レゴンダンスを踊る中谷薫さん(左)
関さんとBaliwaliから演奏家9人、舞踊家11人が出演。2人の踊り手が鶏となって戦う闘鶏の演目にガムランとギターの音の共演があり、会場全体が迫力ある音色に包まれた。
北海道出身で現在バリ島在住の舞踊家、中谷薫さんが主宰するBaliwali。ガムラン音楽に乗せた幻想的なバリ舞踊のパフォーマンスと写真やアートとのコラボレーションなど芸術的な活動に取り組んでいる。
中谷さんは「Baliwaliとしては初めてのアコースティックギターとの共演となった。ギターがガムランの音にしっくりくることに驚いた」と話す。
関さんは東京都在住の日本人ギタリスト。2002年よりインドネシア ジャカルタに進出し、インドネシアのアーティストに楽曲を提供するなど、さまざまな民族楽器とのコラボを得意とする。「ジェゴグやインドネシアのさまざまな楽器とはよくコラボしてきたが、今回のガムランとの迫力はすごかった。次回はエレキギターでコラボしてみたい」と意気込む。
関さんは8月22日・23日、ジョグジャカルタで開催されるガムランフェスティバルにも参加予定。日本でも10月、関さんと中谷さんの共演が福岡(チチル&シシリ)で行われる。