バリの名産品アタバッグ専門店「Bali Handy」(Jl.Raya Lod Tunduh)で今、夏の新商品作りが最盛期を迎えている。
アタは、インドネシアに自生しているシダ科の植物。バッグは茎の部分を乾燥させ、細かく割いたものを天日で乾かし、編んで形を作る。
バリ島ウブドのショッピング通りを歩くと至る所で売っているかご製のバッグの人気のきっかけとなった同店。マネジャーのGadesujanaさんは「ハリウッドの女優さんが丸型のアタバッグを使っていたことから一気にブームとなり、世界中のバイヤーから注文が入った。今年はデザインも、人気の丸型だけでなく四角のボックス型やハンドバッグスタイルなど、さまざまな新しいデザインの商品が出来上がっている」と話す。
アタ製品は虫も食わず丈夫で長持ちなのが特徴。使い込むと少しずつ味わいのあるあめ色に変化し、手触りもしっとりとなる。「バリの職人が一点ずつ丁寧に作ったアタ製品は100年の耐久性があるといわれている。バリの代表的なお土産として、ぜひ旅の思い出に買ってほしい」と話す。
アタ商品はバッグ以外にもティッシュボックスやランチョンマット、収納バスケットなど種類も豊富だ。
営業時間は8時~17時。バリの祭日は休業。