食べる

バリ島サヌールのワルン「Saro」、鶏肉使った新メニュー提供開始

くつろげる伝統的バリ家屋の庭園内のワルン「Saro」

くつろげる伝統的バリ家屋の庭園内のワルン「Saro」

  •  

 バリ島のサヌール地区にあるワルン(Warung=食堂)「Saro」(Jl. Tandakan no 10, Sanur)に新メニューが登場した。

お好みタレで楽しむサテバビ

 1人前5串あるサテを味付けをせずに焼いて5種類のソースから自分で選んで楽しむのが特徴の同店。今回加わったメニューは、バリの郷土料理のNyat NyatとSaro Rice Bowlだ。もともと魚料理で知られるNyat Nyatだが鶏肉で新たな味覚を提供する。

[広告]

席数は40席。店名のSaroは、バリ語のスペルで自転車のスポークを意味するSate Rojiに由来する。サテの串に未使用ステンレス自転車のスポークを使っている。

 オーナーシェフのIda Bagus Anom Artha Linggaさんは大学で建築科を専攻し建築家資格を得るが、彼のパッションは調理にあった。インドネシアの調理学校のうち上位8に選考されたBali Culinary and Pastry Schoolに再入学。有名ホテルやレストランに勤務したが、客とじかに接し自分の料理を楽しんでほしいと実家の庭にワルンを開いた。

 パートナーのSuardi Putra さんは上質の豚肉を養豚場から直接仕入れ、調理学校で同期だったIndhawa Amarta さんと新しいメニュー作りを一緒に試行錯誤した。

 バリ島北部のキンタマーニ村の有機コーヒー農園の上質な豆を自家焙煎(ばいせん)して一杯ずつ香り豊かなコーヒーを入れるのはAnomさんの父、Ida Bagus Putu Sutamaさん。彼は法学部で教鞭(きょうべん)を執りながらヨガ師範も務め、彫刻家としても知られる。店内にも作品を飾り、購入を希望する外国人も多いという。

 ジャコウネコのふんから採れる未消化のコーヒー 豆Kopi Luwakは、一般に販売されているものは飼育されているルアック(ジャコウネコ)から採ったものが多いが、Sutamaさんが仕入れるのは友人が経営するコーヒー農園で野生に生息するルアックから採れたKopi Luwakだという。

 開店以来の常連客の一人、まささんは「すでにメニューを全部試した。なぜか毎日来てしまう。とろけるような豚肉、ここ以外では味わえない」と話す。

 「Sup Iga Babi, 豚リブスープは日本のだしにバリのスパイスをミックスしたもの。意外な組み合わせだがバランスが取れている。サツマイモが入ったご飯、Nasi Selaもお薦め」と店主は言う。

営業時間は11時~21時30分。日曜定休。