バリ島サヌールでバリ舞踏団昇級審査会

早朝から準備した51人の踊り子ら

早朝から準備した51人の踊り子ら

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 サヌールのBanjar 「Sindu Kelod banjar(=地域コミュニティー) 」(Jalan Pungtan no4, Sanur)で6月17日、バリ舞踏昇級試験が行われた。

同バンジャールの男児のガムラン演奏で開演

 今回審査対象となった舞踏は、初級(Puspanjali, Condong)、中級(Margapati, Cilinaya, Cendrawasih)、上級(Sekar ibing, Selat segara)で、2人の審査員が動きと音楽の調和度、表現力などを審査した。

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 同バンジャールのTaksu Kumaraの練習は3年前の6月に始められ年ごとに上達している。今回は毎週2回練習に励んできた4歳~15歳の女性51人が審査を受けた。審査日は、同バンジャールの子ども27人が指導者と共に演奏するガムラン演奏で始められた。

 同バンジャールの長、 I Kadek Mudayasaさんは「経済を支える天然資源がバリ島にはない。バリ島の文化、芸能伝承がバリ島を支えていく。最近は異文化流入により私たちが守らなければいけない大切なものが軽視されていることに深く疑念を感じる。保護者の皆さま、子どもたちにねだられて携帯電話やタブレットを与えないよう気をつけてください。失ってはいけない真のバリ文化を次世代に引き継ぐことの重要性を考えてほしい」と、会場一杯に詰めかけた保護者や観客に語りかけた。

 審査の結果、全員が合格し21人に特別賞が授与された。