
バリ島クタ地区のJl. Dewi Sriで2017年12月、発泡スチロールを使ったアパート18戸の建設工事が本格的に始まった。
建設しているのはPT. Beton Elemenindo Putraで、2018年4月の完成を目指す。同社は、包装や梱包(こんぽう)用に一般に使われている発泡スチロールをリサイクルし、防火材と混ぜ、安全かつ軽量な建材を製造している。
その特性を生かし、河川に浮く橋やレストランなどを建設している。建材を工場内で切断することにより、資源の無駄を抑えゴミの減量にも配慮。現場では組み立て作業だけを行う。断熱性が高いため光熱費もセーブでき、省エネルギーを実現できるという。バリ島ではクタ地区の「ホテルサンティカ」やヌサドゥア地区の「POPホテル」をはじめ、複数のホテルやビラ、店舗の建築実績がある。
「利潤を生まなければ経営できないが、営利のみに重点を置く経営は避けている。将来への夢や次世代へ引き継いでいきたいものなど、これからも広い視野に立って歩んでいきたい」と同社ディレクターのDon Kamargaさんは話す。環境保護だけでなく、社内においては人種平等、能力主義を徹底、禁煙の推奨、燃料をバイオ燃料に切り替えるなど、同社の経営方針にも注目が集まる。