バリ島アグン山の避難生活者 子どもの労働も

作業には幼い子どもたちの姿も

作業には幼い子どもたちの姿も

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 バリ島アグン山噴火のためサヌール地区の避難所で避難生活している住民らが今月、竹籠やお供えものを作り販売を始めた。

作業には幼い子どもたちの姿も

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 避難住民らは9月22日の避難勧告により同所で避難生活を始めた。受け入れたサヌール地区の住民らの負担を少しでも軽減しようと竹籠やヤシの葉のお供えものを作り販売している。

 販売するのはアグン山の噴火口から2.5キロに位置するDusun Cegi(チェギ村)からの避難住民43人で、避難場所として使っている建物(Jl. Bypass Ngurah Rai,Gg. Griya no 80X, Sanur)で販売している。

 避難生活が長引き、人々の関心、政府からの援助が少なくなっていく中、地元住民や親類、友人らからの支援を受けながら日々の生活を送る避難住民らの実態がある。

 チェギ村は285人の村民全員が数カ所に分かれ避難生活を送っている。避難生活が始まり、間もなく3カ月が経過する。中には新たな生活に向け、就職した避難住民も表れ始めた。「卵や干物の魚など冷蔵庫がなくても保存できる食品の支援が不足している」という。

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