バリ島ギャニャール県スカワティ郡クムヌ村で11月11日、渓谷に架かる床がガラス張りのつり橋「ガラスブリッジ」が開通し、完成式典が行われた。
ガラスブリッジは全長188メートル、横幅2.2メートル、谷底からの高さ66メートル、耐久人数は300人のつり橋で、中国の会社「升世集団」が手がけている。インドネシア初のガラスの橋ということもあり完成前からSNS上で話題となっていた。
メインの入り口はクムヌ村の西側のエントランス。渓谷を挟んで東側はトゥグヌガン村からの入り口となる。現在、西側部分ではつり橋を眺めながら食事が楽しめるレストランも建設している。
橋を渡る時はガラスの床に傷がつかないよう、靴やサンダルの上からシューズカバーを装着。頑丈な造りだが、つり橋なので多少の揺れを感じるため怖さもある。床にセンサーが仕込まれている箇所があり、歩くとガラスの床にひびが入った映像と割れた音がする特殊効果で恐怖心をあおる演出も施す。
橋の近くには人気のトゥグヌガンの滝もあり、ギャニャール県の新たな観光名所として注目が集まっている。
入場料は、外国人=25万ルピア、インドネシア人とキタスビザ保持者=15万ルピア、バリ島在住者及とバリ島在住のキタスビザ保持者=10万ルピア(子ども2歳~12歳は半額)。チケットの購入時にIDやビザ証明書の提示が必要。
営業時間は8時~19時。