バリ島チャングーエリアにあるイタリアンベーカリーカフェ「Delizie」(Jl. Pemelisan Agung No.2, Tibubeneng, Kuta Utara Bali)が9月から、生クリームではなくリコッタチーズベースのクリームとヘーゼルナッツを使ったマリトッツオを提供している。
今年4月にオープンした同店。オーナー兼パティシエのSimonaさんはイタリアのリボルノ出身で、現地で家族経営の洋菓子店を経営。「本場イタリア焼き菓子タルトやクッキー、イタリアのドーナツ、ボンボロー二やカンノーリもイタリアのレシピ同様、生クリームやカスタードは新鮮で添加物のない材料を使って。特にイタリアの国民的スイーツのマリトッツオは生クリームがメインであるため、常に新鮮さを保つのに余念がなく厳しくチェックしている」とSimonaさんは言う。
6~7種類のマリトッツオを常時そろえる同店。「注文を受けてから仕上げに取りかかる。この作業も家族が経営するイタリア洋菓子店と同じで、バリ島で本場のマリトッツオを食べれるのはここだけ」と胸を張る。中でもイチゴが一番人気で、他にピスタチオ、ティラミス、プレーン、チョコレートなどがある。マリトッツオに使うパンも自家製で、その他のパンも切り売りで販売している。
バリ島ではベジタリアンやビーガンの需要も多いため、ビーガン用のマリトッツオも開発しているという。今後はビーガンマリトッツオを姉妹店であるピザレストラン「L'Osteria」でも提供する予定。
営業時間は10時~23時。