2011年よりウブドのLodtunduh地区で主に猫専門の動物愛護財団として活動を続ける「Villa Kitty Foundation」が2月、ウブドのMas地区(Mas, Ubud, Gianyar, Bali)に新築移転した。
同団体では、けがや病気の野良猫、捨てられた猫をレスキューしワクチン接種や避妊、去勢手術を施した後に教育し、里親を探すまでの活動に取り組んでいる。
ここでは、猫は子猫から成猫まで350匹、犬も45匹保護しており、それぞれの状態によりグループ分けし、疾患のある猫舎、レスキューしたばかりでワクチン未接種の猫舎、親猫と子猫の家、里親に出せる状態の猫舎などを総勢40人のスタッフが管理している。同舎のクリニックには3人のドクターが在籍し、けがや病気の猫を随時治療し、同舎内の病院で入院もできるようにする。
創設者のElizabethさんは「特に大事なのは、まずワクチンを接種すること、それから避妊、去勢手術すること」だと言う。「そして生涯の家族となる出会いを切に願いながら活動を続けていきたい」と話す。
全ての治療や避妊、去勢手術は支援や寄付によって賄っているため、バリ島、インドネシア、世界中からの継続的な支援を呼びかけている。
同財団内にはElizabethさんの自宅もあり、そこは保護され健康になった犬や猫がElizabethさんと一緒に生活している。
訪問、養子縁組は火曜~日曜の10時30分~14時30分。