バリ島ジンバランにある「iROiRO BALI」(Jimbaran, Bali TEL +62 812 3850 906)が現在、インドネシア国内のクラウドファンディングで支援を呼び掛けてる。
バリ島ジンバランの子どもの学び場「iRO iRO BALI」、クラウドファンディングで支援募る
同施設は2019年7月、発起人である日本人のYUKOさんが立ち上げ、今では地域の子どもたち約80人が参加する学びの場となっている。
この地域は、バリ各地だけでなく、ジャワ、スンバ、スンバワなど近隣の島々から仕事のために移り住んできた家族が多く、宗教や習慣、文化などが違う中で、その違いを受け入れながら共存している。
コロナ禍で、金銭的な理由からオンライン授業を受ける設備が無かったり、故郷へ帰りたくても帰れなかったり、頼るべき親がそばにいなかったりするなど、さまざまな問題を抱える子どもも少なくない。今回のクラウドファンディングでは、教室の維持費、教材費、オンライン環境を整えるための設備、ワークショップ、独自の教材作成費、食育(健康的な食事を摂れる環境)などを賄うため、支援者を募集している。
「ストレスを抱えざるをえないこのような時代だからこそ、子どもたちにとって居心地が良いだけではなく、健やかで、穏やかで、大人も動物も植物もみんなが共に助け合い育んでいける『共育』の場を継続させていきたい。誰のものでもない未来のために」とYUKOさんは支援を呼掛ける。
クラウドファンディングは5月中旬ごろまでを予定。問い合わせはYUKOさん(yuko@sinkoq.earth)まで。