バリ島ウブドの中心地にあるアクセサリー工房「nanan」(Jl. gootama selatan no. 24 Ubud)が5月17日、革ピアスの新商品を発表し、ジャカルタでもイベントを開いた。
手縫いによるオリジナルのレザーバッグや自然をモチーフにしたシルバー、真ちゅう素材を使ったアクセサリーの製造・販売を手掛けている同店。nanan独自のバッグ作りに関しては日本で「手縫い革バッグの教科書」と題した本も出版されている。
今回新商品として発表したのが余り革を使った革アクセサリー。革ピアスはインドネシアの食生活からヒントを得たデザイン。クトゥパットという形はもち米を入れる葉っぱで編んだ容器がデザインのベースとなっている。ジャカルタで開催されたイベントでは、シンプルでユニーク、革を使って編み込む新しいデザインが「ジャカルタに住む駐在マダムに人気」だという。
オーナーでデザイナーのnobukoさんは「バックを作る時にはどうしても余り革が出てしまう。これを無駄にすることなく何かに使えないかと丸く切り取った時、つなげれば革のネックレスになるとひらめいた。日本人のもったいない精神から生まれた。今後もバリの文化を取り入れた作品を作っていきたい」と話す。
革アクセサリーは現在10種類を展開している。