バリ島クロボカン地区で10月20日・21日の2日間、国際チアリーディングのアジア3大会(Asian Cheerleading Championship 2018/Asian Youth Cheerleading Championship 2018/Asia Cheerleading Open 2018 in Bali)が開催された。
同大会は今年で10回目。昨年もバリ島で初開催されたが、アグン山の噴火により出場国がマレーシアとインドネシアとなってしまった。今年は9カ国が出場、新たに1大会も加わり、およそ1300人の観衆が見守る中、2日間にわたり国別代表チームが競技を競い合った。
競技は主にチアやパフォーマンス、ヒップホップ、ポンなどのジャンルを大会別に16種が国際基準のルールに基づいて審査する。同大会は日本からもWorld wings、Team Zero、Shibaura Angelsが出場。3大会全てのTeam Cheer All Girl Advancedの部では日本の芝浦チアリーディングクラブ Angelsが見事優勝を果たし、Asian Youth Cheerleading Championship 2018のTeam Performance Cheer Pomの部ではteam ZEROが優勝。Asian Cheerleading Championship 2018の
Team Performance Cheer Hip Hopの部ではシングル、ダブル共にWORLD WINGS 2WDCが優勝するなど、日本勢の活躍が際立っていた。
大会を振り返り、バリ島の代表チームORIONの保護者は「チアリーディングはまだまだマイナー競技。チアに限らずスポーツの国際大会をするにはバリの施設面での課題など多々あったが、日本チームの演技は完成度が高く、参加選手にもいい刺激となった。より多くの方にチアの素晴らしさを知ってもらいたい」と期待を込める。