
バリ島のI Gusti Ngurah Rai空港がアグン山の噴火により安全のため閉鎖された。閉鎖期間は6月29日3時~19時。
27日22時21分に2000メートルの噴煙を上げたアグン山。翌28日には6時~18時の12時間に57回の噴煙が記録された。20時30分までに309人が3カ所の避難所に避難。同日午前0時5分に空港関係者による協議会が開かれた。29日には空港閉鎖は解除された。
7月2日早朝から繰り返し噴煙を上げていたアグン山は21時4分, 大きな爆音とともに噴火し住民を驚かせた。7分21秒続いた噴火は海抜5142メートルまで上がり昨年の噴火時よりも早い流れの溶岩がアグン山北西部のCulik村やDukuh村方面に到達した。
昨年9月下旬に火山活動が活発になり、空港閉鎖や多くの避難民でバリ中が大騒ぎになったが、最近は村民の意識も薄れ、空港閉鎖を知らない人も多かった。
噴火口から4キロ以内の住民は避難。旅行者は空港状況を確認する必要がある。