バリ島デンパサール市内の私立サラスワティ外国語大学(Jalan Kamboja 11 A Denpasar, Bali)で5月5日・6日の2日間、「日本文化祭」が行われた。
開催は今年で6回目。毎年、同大の学生会が主催し、在デンパサール日本国総領事館、地元企業等の協力を得て開いている。今年は日イ国交樹立60周年記念にちなんで、「日イをつなぐ架け橋祭り」と名付けた。
会場では、日本語弁論大会、漫画、書道、カラオケ、コスプレなどの各種コンテストのほか、三味線やバリ舞踊などの伝統芸能、日本語補習校ダンス部「シューティングスターズ」によるダンスや和太鼓クラブ「鼓龍」の公演、日イ合同バンド「Widya & Friends」のゲスト演奏など多彩なプログラムが披露された。
中でも、近年バリ島でも盛んになりつつある「よさこい」は、日本人会シニア部、日本語補習校ダンス部、ウダヤナ大学、サラスワティ外大の4チームが日頃の練習の成果を披露し、会場に集まった観客から大きな拍手が起こった。
実行委員長を務めた同大2年のイ・プトゥ・ウィパヤナさんは「来場者数も目標数を達成でき無事成功に終わって良かった。日イの文化交流だけでなく他大との交流の機会にもなった。半年余り一緒に準備を行ってきた実行委員同士の間でも互いを尊重することや団結の大切さを学ぶことができた」と振り返る。