バリ島サヌール地区に4月、日本食料理店「ワルン・ジパン・シンバ=Warung Jepang Simba」(Jl. Batur Sari no 27, Sanur)がオープンした。
家庭的な日本食を提供する同店はバンジャールが経営するWarung Madu Sedanaのすぐ隣にあり、バリ島で飲食店を展開するライオンキンググループの新店となる。席数は16席。同グループはバリ人の兄弟、Putu Arta さん(兄)とMade Artaさん(弟)がオーナーを務める。兄弟の母親は15年間、バリ島でワルン(食堂)を営業していた。
日本人夫婦の養子となったPutuさんは日本での生活も長く、趣味は料理。義母や調理師の友人たちから日本料理の手ほどきを受けた。同店オープンに先立ち、スタッフの調理指導には友人たちが協力してくれたという。「お薦めは自家製麺のラーメンと手作りのギョーザ。総菜は家庭的な味付けを心掛けている」と話す。
間もなく新メニューとして登場するのは「冷やし和風つけ麺」。「早くお客さまに提供したいが、納得できる味の完成までもう少し努力したい」と話すPutuさん。併せて、しょうゆラーメンの提供も始める。
営業時間は11時~21時。ヒンズー教祝日は休業。