バリ島中部のウブドエリアからほど近いマス村に9月5日、コーヒー店「Seniman Coffee Studio」(Jl. Raya Mas no 86,Tony Raka ギャラリー内)がグランドオープンした。
ウブド中心部にある人気コーヒー店の2号店となる同店。自家コーヒー園で収穫するバリコーヒーを使い、収穫後は自家プロセスセンターでチェリーと呼ばれる収穫したばかりの赤いコーヒー豆を「Natural」「Washed」「Karana Madu」の3種類の方法で乾燥させた後、自家焙煎(ばいせん)する。オーナーはオーストラリア人彫刻家のRodney Glickさん。店内にあるユニークな揺り椅子はロドニーさんのアイデアだ。
在住欧米人に高い人気だが、「最近ではバリニーズの若者客も増えており、週末はデンパサールからも若者たちが集まる」という。「おしゃれなカフェでくつろぐのが地元若者らにはやりのスタイル」と来店客の一人は話す。
席数は40席。コーヒーのワークショップは前日までに要予約。5つのコースがあり、費用は各コース45万ルピア。店内では空き瓶をリサイクルしたグラスも販売する。
営業時間は8時~22時。年中無休だがニュピ(バリ・ヒンドゥーの元日)のみ休業。