バリ島民のおよそ7割が信仰するヒンズー教の吉日である8月31日、バリ島中で多くの結婚式が執り行われた。
デンパサール市内のグデーさん宅では新郎のI Gede Wiratama, ST,MMさん、新婦のWayan Ria Anggara Wikarlyanti,A.MDの結婚式がにぎやかに執り行われた。
バリ島の結婚披露宴は一日中続く。そのため、招待客は都合に合わせて何時に出向いてもいいことになっている。受付で記帳し、用意された箱に祝儀を入れ、お菓子と飲み物、小さな記念品を受け取る。新郎新婦が招待客にあいさつして、その後はそれぞれ歓談、食事をする。
結婚の宗教儀式は早朝から行われることが多いため、新郎新婦はまだ夜が開けきらぬうちから準備を始める。正装の衣装を一日中着ての重労働となる。
ヒンズー教の吉日にはバリ島内の至る所で結婚式と火葬式が行われるため、通行止めや交通渋滞が一日中続く。