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バリ島で村営の観光船が就航 初出航で安全祈願の儀式

村営の観光船に乗り込む観光客ら

村営の観光船に乗り込む観光客ら

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 バリ島サヌール地区のMertasari beachで8月20日、村営の観光船を営む企業が発足し、初出港した。

村営の観光船の出港を見守る村人ら

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 観光船を就航させる村営企業は「BUMDESA Segara Giri」と名付けられた。BUMDESAとは Badan Usaha Milik Desa のことで、村営企業を意味する。Segaraはサンクリット語で「海」の意味、Giriも同じくサンスクリット語で「山」を意味する。

 同社はサヌール・カウ村所有の企業で、バリ州政府が3年前に「各村が独立した村営企業を促進する」ために規制緩和したことから発足した。イルカと一緒に遊びたい観光客向けに観光船を就航させる。収益は村民のために還元される仕組み。

 初出港の朝、ビーチで安全祈願の儀式を行った後、Dolphin Lodgeのチャーター船として出港。BUMDESAの代表者ジュリアンタラさんは「最初の目標を果たすことができて幸せ。村営でオーシャンツアーを始めるのが次の目標」と話す。

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