バリ島南東部のリゾート地サヌール地区で7月2日、ウオーキングイベント「Jalan Sehat(ジャランセハット)」が開催され約500人が参加した。
バンジャールの青年部が主催した同イベントには、まだ夜が明けないうちから地域住民らが集まった。6時30分になると村長の合図で出発し、約4キロを参加者らが列になって歩いた。大通りは参加者全員が通りすぎるまで一方通行となった。中間地点には疲れて歩けなくなった参加者のための乗り合いトラックや、スタート地点で配られたくじ引きの半券を入れるための箱が用意された。
ゴール地点ではクルプック早食い競争、障害物競争などのゲーム、カラオケ大会、健康診断や犬の不妊手術などが行われ、イベントは深夜まで続いた。
「バリ島の日々の生活はバンジャール(地域自治体)無しには語れない」と参加者の一人は話す。