障がい者でつくるスポーツグループ「Yayasan Damai Olahraga Bali」が4月28日から4日間、バリ島を一周するサイクリングツアーを行い、30人のメンバーが参加した。
2回目となるバリ島一周ツアーは同グループの存在をアピールするとともに、自宅でこもりがちになる障がい者たちが外で活動をするきっかけにしようと開いている。
ツアー一行は4月28日にデンパサールを出発、バリ島を一周して最終日にゴールであるサヌールに到着した。
ツアーに参加したメンバーのワヤンさんは「前日は17キロ車いす式自転車で走行した。とても疲れている。でも僕は諦めない。こもりがちになってしまう障がい者たちに元気になってもらうため、障害があっても一緒にチームスポーツが楽しめることを伝えたい」と話した。主催者の一人は「来年はもっと参加者が増えてほしい。日本でこのツアーができたら」とも。