フランスで大切な人にスズランの花を贈る「Jour de muguet(すずらんの日)」(=5月1日)に先立ち、バリ島シバンのグリーンスクールで4月25日~29日、フランス出身の保護者が中心となって「花の種をまこう」と呼び掛けるイベントを開いた。
バリ島グリーンスクールの奨学金制度、フランス人保護者らが協力呼び掛け
地元バリニーズの生徒たちの奨学金制度「LOCAL SCHOLARS PROGRAMME」の資金集めを目的としたこのイベントでは、学校のエントランスをたくさんの花で飾り、教師や学校スタッフが毎朝、ライブやマジックを披露して協力を呼び掛けた。グリーンスクールでは全校生徒の約10%のバリニーズで、そのほとんどがこの制度を利用している。この制度を利用することにより、学費だけではなく学校での全てのアクティビティにかかる費用が免除される。
「まいた種は大きく成長し花が咲く。子どもたちも同様に素晴らしい未来を手に入れることができる」とイベントに参加した保護者のひとりピーターさんは話す。