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バリ島で初の国際ピアノコンクール「スタインウェイ・ユース・ピアノ・コンペティション」

バリ島のピアノコンクールでスタンウェイ社のグランドピアノの音色が響いた

バリ島のピアノコンクールでスタンウェイ社のグランドピアノの音色が響いた

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 バリ島で初めての国際ピアノコンクール、「スタインウェイ・ユース・ピアノ・コンペティション2016」が4月9日、デンパサールで開催された。

バリ島のピアノコンクールで演奏するShomaくんは3位入賞。父親はバリニーズ。母親は日本人

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 世界最高峰といわれるアメリカの老舗ピアノメーカー、スタンウェイ・アンド・サンズ社(Steunway & Sons)が主催する歴史ある同コンテストは1936年にドイツで始まり、ヨーロッパに浸透。2012年より日本をはじめ東南アジアでも開催され、最近では世界中で開催されており、ピアニストの登竜門として知られている。

 インドネシアでの開催は3回目。ジャカルタ、スラバヤで開催されてきたが、この度は急きょバリ島での予選が開催された。会場はデンパサールのアストンホテル(Jl.Gatot Subroto, Denpasar)。審査員は、Mr.Iswargia R Sudarnoさん、Ms.Ines Maerさん、Mr.Mario Santosoさんなどインドネシアを代表するピアニスト陣が務めた。

 今回金賞を受賞した4人は6月3日・4日、ジャカルタで開催される本選に出場する。本選にはバリ、スラバヤ、スマラン、メダン、ジャカルタの予選通過者が参加。ジャカルタ本選の通過者はインドネシア代表として、7月にマレーシアで開催の「アジア・パシフィック大会」に出場し、そこでの優勝者は9月にドイツ・ハンブルグで開催されるインターナショナル・スタンウェイに各国の優勝者と共に出演する。

 デンパサールの音楽教室「AmabileMusicStudio」(Jl.Moh.Yamin 1 No.9 Renon, ,Denpasar)に2人の子どもを通わせている廣藤直子さんは「今回、子どもが大きなコンクールに挑戦することができてうれしい。学校教育以外に子どもの感性や心の成長を育む、良い教育環境を見つけることができた」と話す。

 次回のコンクールは2年後を予定している。

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