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バリ島の希少なフルーツ「チェロリン」、旬を迎える

日本では知られていないフルーツ、バリ島の「チェロリン」

日本では知られていないフルーツ、バリ島の「チェロリン」

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 食感はブドウのようで、味は甘いグレープフルーツのような、爽やかで不思議な食感のフルーツ、バリ島産「Ceroring(チェロリン)」が旬を迎えている。

食感はブドウのようで味はグレープフルーツのような不思議な果物「チェロリン」

 「Ceroring」はバリ語。インドネシア語では「Duku(ドゥク)」という。2月下旬から4月末くらいまでがバリ島での旬になる。一見リュウガン(竜顔)にそっくりだが、種類も味も異なる。皮は薄く、指でするりと剥くことができ、かんきつ類の粒を大きくしたような実が3~5つほど重なっており、中にはそれぞれに種がある。爽やかで芳醇な酸味の薄いグレープフルーツやマスカットに似た味で、舌触りも類を見ない。

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 チェロリンはバリ島で希少になり、稀に売られていても在住外国人や観光客はリュウガン(バリ語でKelengkeng/クレンケン)と見分けがつかず、その存在を知らないことが多い。2月はジャワ島産のものが出回るが、3月からバリ島産が旬になると一気に価格も下がる。4月初旬の今が一番甘くておいしいしい。

 チェロリンの木は大きくなると30メートルにも及ぶ。果実は、小枝が見えないくらいにびっしりと、ブドウのようにたわわに実り、ビタミンCとDを多く含む。