
ウブドから南へ約10キロの場所にあり、銀細工で知られる村チュルクの「Blacksmith Coffee Guide Group」(Jl. Rya Celuk No.67, Sukawati Gianyar)が4月26日、コーヒーテイスティングイベントを初めて開催した。
テイスティングでは、4種類のアラビカコーヒー(バリ島キンタマーニ、ブラジル、スマトラ島、コロンビア)のそれぞれの豆の匂いを嗅いだ後、いれたてをまずは試飲し、しばらく時間を置いて2回目の試飲を行う。「するとまた違う風味に変化する」とロシア人店主のKonstantinさんは話す。
同店はカフェスペースと焙煎(ばいせん)スペースがあり、焙煎ルームにはドイツ製の焙煎機を設置し、1回に5キロのコーヒー豆を焙煎できるうえ、高速10分ほどで仕上がる。
できたてのコーヒーは店内で飲めるほか、豆だけの販売(200グラム~)も行う。併せて、品種の違うArabicaとRobustaの配合など品質や量、予算に応じてレストランやカフェに卸したり、オンラインショップで販売したりしている。
ショップがオープンして約1年が過ぎた。「さらにコーヒーのテイスティングやワークショップの開催を増やしていけたら」とKonstantinさんは話す。
営業時間は10時~18時。日曜定休。