バリ島現地校によるイムレック祭りが2月8日、香港ガーデンレストラン(サヌール地区)で開催された。
イムレックとは中国暦のお正月のこと。バリ島には中華系の現地校があり、これらの学校では中国暦の正月を祝うイベントが開かれる。生徒には日本人、日系インドネシア人の子どもたちも少なくない。インドネシア語はもちろん、英語、中国語と多彩な言語を同時にマスターできるとして、近年その人気はますます高まっている。
イムレック祭りでは学校から選ばれたおよそ120人の子どもたちが歌やダンス、バリ島の獅子舞バロンなど日頃の練習の成果を披露した。
中でもバリ島を代表するキッズダンスチーム「シューティングスター」のメンバーが中心となったハイスクールの生徒らは、森をイメージしたダンスを披露して会場を大いに沸かせた。シューティングスターは日本語補習校に通う生徒たちで結成されたダンスチーム。メンバーは小学1年生から高校生までのおよそ70人。芸術性の高いパフォーマンスで、バリ島のさまざまなイベントでも欠かせない存在だ。
リーダーのオリビアさん(JB スクール高校2年生)は「8月24日から開催のサヌールフェスティバルに向けてチーム全員で頑張っている」と笑顔で話す。