
日本人が経営するフランス料理のビストロ「リビングルーム フレンチキッチン&デリ」(Jl. Danau Tamblingan No.144, Sanur)がサヌールのメイン通りにオープンして、3月16日で1カ月がたつ。
本格的なフランス料理をカジュアルなスタイルで提供する同店。ひときわ目を引く大きなシャンデリアと、一つとして同じ形のものがないテーブルが特徴の店内。オーナーシェフの加藤一彦さんは「ここを訪れる人が自分の家のようにその時の気分や用途で座る場所を選んでもらえるよう、ダイニングテーブルや長テーブル、カウンター席やソファ席などあえて、いろいろな種類の席を用意し、リラックスできるくつろぎの空間を作り出している」と話す。店名の「リビングルーム」は、そうしたコンセプトから名付けたという。
加藤さんは、ワインで知られるフランス・ブルゴーニュ地方ジュヴレ・シャンベルタン村のレストランでの経験をはじめ、沖縄のホテルや東京でも店を構えていた。「日本人の繊細な感性が生み出すフランス料理を、カジュアルに楽しんでほしい」と呼びかける。
提供する料理は、子羊のローストや鶏の赤ワイン煮込みなどの肉料理や、自ら市場で仕入れる海鮮を使った料理など。フランスパンやフォカッチャなどのパン類やスイーツなども全て自家製。メニューはセットやアラカルトのほか、テイクアウト可能なデリも用意する。座席は室内36席(禁煙)、テラス席9席(喫煙可)。
ランチタイム(11時30分~14時30分)は3種類から選べるワンプレートメニュー(13万ルピア)を用意。デリのメニューは単品が6万~8万5000ルピア、セットメニューは2フード+ソフトドリンク(イートインのみ)で10万ルピア。3フードは10万ルピア。
今月27日からは、11時30分~17時のディナー前の時間限定メニュー(2人前30万ルピア)と小さな前菜盛り合わせのメニュー(同20万ルピア)の提供を始める(サービス料・税別途)。
営業時間は11時30分~22時。水曜定休。