ウブドのアルマミュージアム(JL.Raya Pengosekan Ubud)で現在、日本とバリのアーティストとバリの児童養護施設の子どもたちとがコラボレーションした現代アート展が開催されている。
同エキシビションの日本人側コーディネーター兼通訳のNakaya Kaoruさんが司会を務めたオープニングでは、宮川勝利日本総領事がスピーチも行った。
参加した25人のバリ島クルンクンの養護施設の子どもたちは、両親からのDV、ストリートチルドレン、身体や学習に障害があるなど大小のトラウマ(心的外傷)がある中で、絵を描くことでヒーリングになる心のケアプログラムを受けている。
そのリーダー的な指導者であるバリ中学校の教員が発起人となり、この取り組みに賛同した日本人アーティスト11人とバリ島のアーティスト6人、養護施設の子どもたちとのコラボレーションで現代アート展が実現した。期間中はワークショップやトークイベントも行う。
開催時間は9時~18時。入場料15万ルピア(=約1,500円)。9月1日まで。