インドネシアで初となる、食事を楽しみながら水中劇を取り入れたエンターテインメントショーを鑑賞できる水中シアターダイニング「ヴァルナ」が昨年12月20日、バリサファリ&マリンパーク(Jl. Prof. Dr.Ida Bagus antra No.Km. 19, Serongga, Gianyar)内にソフトオープンした。
2007年にオープンした同施設は約100種類2500頭以上の動物が飼育されている、バリ島唯一のサファリパーク。およそ50ヘクタールの広大な敷地には専用車両でサファリ内を巡るツアーのほか、さまざまな動物のアニマルショーやエレファントライド、ウオーターアクティビティーや劇場、ホテルも併設する人気の大型テーマパーク。
水中劇場ショー「ヴァルナ」は、食事を楽しみながらショーを見るスタイルのダイニングシアター。物語は人間と海の世界の生き物たちとの愛と冒険のファンタジーを描いており、劇中に登場するステージの高さいっぱいまである大きな水槽は本物の魚がゆったりと泳いでいる。
入場後、ラウンジでウエルカムドリンクなどが提供された後、劇場へ入る。場内は美しい海の世界をイメージした造りで、ショーは2部構成となっており、ライブミュージックを聴きながら前菜、メイン料理が運ばれ食事を楽しむ。食事が終盤に差しかかりデザートが運ばれるころ、2部の水中劇が始まる。「観客がショーに入り込んで楽しんでもらえるよう配慮している」という。
鑑賞パッケージには食事なしのレギュラー、食事付きのデラックス、プレミアムの3種類を用意。通常のサファリパッケージで入場後、追加料金で鑑賞することもできる。前日までに事前予約すれば、食事メニューはべジタリアンやグルテンフリー、アレルギーなどのリクエストにも対応可能。
ソフトオープニング中の現在の公演は1日1回のみだが、2月以降は夜公演も行い1日2公演にすることも視野に入れているという。
バリサファリ&マリンパーク営業時間は9時~17時(ナイトサファリは17時30分~21時)。ヴァルナの公演は火曜~日曜の12時30分~15時。