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顔面手術を待つ人々を救う「バリ・スマイル財団」がチャリティー・ファッションショー

「バリ・スマイル財団/Yayasan Senyum Bali」本部。顔面に障害持つ人々の笑顔を取り戻してきた

「バリ・スマイル財団/Yayasan Senyum Bali」本部。顔面に障害持つ人々の笑顔を取り戻してきた

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 バリ島を代表するファッション・ブランドが一堂に会するチャリティー・ファッションショーが2月26日、バリ島ウブド地区で開催される。

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 主催は、頭蓋・顔面障害を持つ人々に医療支援や入院あっせんを提供するための非営利団体「バリ・スマイル財団/Yayasan Senyum Bali(The Smile Foundation of Bali)」(Jl.Pulau Aru No.9, Sanglah Denpasar/デンパサール地区) 。同団体10周年記念イベントとして今回のイベントを開く。

 参加するのは「Aku」「Nadya」「Thread of Life」「Breeze」「Oka Di Putra」「Uma and Leopold」「Lilly Jean」「Phoenix Apparel」「Paul Ropp」「IO + CO」「Quartzia」「Zen Knits」「Leo Zeldis and Religion」「Religion」「Lusi Damai」「Breeze」「Zen Knits」など。いずれもバリ島を代表するファッションブランドだ。在住ヨーロピアンのデザイナーが手掛ける世界的なブランドも多い。これらのブランドのファッショーを一つの会場で見ることができるのは、今回のチャリティー企画がデザイナーたちの心を一つにしたため。

 同財団は、口唇口蓋裂などのゴールデンハー症候群やアペール症候群、顔面潰瘍や事故による顔面外傷などの状態の2500人以上の患者に笑顔をもたらしてきた。頭蓋・顔面障害を持つ子どもたちの治療のほか、宿泊や食事のサポート、物資のサポートを行っている。豪アデレードの病院での手術を受けるためのサポートや、渡航に当たってのパスポート、フライト、ビザなどの手配も行い、手術後には言語療法、聴覚療法を行うなど、一般社会で活躍できるまでの全てを支援している。

 ファッションショーの会場では各ブランドのサンプル品のバザールも開催。収益は、同財団を通じて全額、治療を待つ人々のために役立てられる。

 会場はIndus Restaurant(Jl.Raya Sanggingan,Ubud)。開催時間は14時30分~17時)。入場チケットは15万ルピアで、ウエルカム・ドリンク、ケーキとコーヒーまたは紅茶付き。チケットは「Smile Shops」(Jl.Raya Nyuh Kuning,Ubud、水曜~日曜10時~16時)で販売している。

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