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バリ島キンタマーニ高原に大型コーヒーショップ 

店内からバトゥール山の絶景が眺められる

店内からバトゥール山の絶景が眺められる

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 大型コーヒーショップ「パディ・スペシャリティ・コーヒー」(Jl.Raya Penelokan, Batur Tengah, Kintamani)が8月23日、バリ島の避暑地キンタマーニ高原にオープンした。

通りに面した入り口の看板

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 バリ島北東部に位置する標高1500メートルのキンタマーニ高原は、巨大カルデラの外輪部分にあり大自然のパノラマを見渡せる場所として観光客に人気が高く、コーヒーやオレンジが名産のこの地域に近年、おしゃれなカフェが増えている。

 オーナーの一人は、店があるバンリ県の県知事。この地域のさらなる活性化と雇用を生み出す目的もあるという。地下3階建ての建物面積はおよそ4000平方メートル。従業員は約70人。500人を収容できる。通りに面した駐車場部分が1階で、そこから階段やエレベーターを使って下りた2階部分がコーヒーショップになる。天井が高く、大きな窓から自然光が入る明るい店内は、どこに座っても目の前に広がるバトゥール山や大自然のパノラマを眺めることができる。高原地帯で朝晩は冷え込むため、南国のバリ島には珍しい暖炉があり、日が陰り肌寒い18時ごろになると暖炉に火を入れる。

 コーヒー豆は地元キンタマーニ産をなど4種類の国産アラビカ豆を使用。コーヒーのメニューはクラシックなものから創作コーヒーまで幅広い。ドリンクは全てノンシュガーで、ミルクはオートミールから作ったオーツミルクを使うなど素材にもこだわる。フードメニューはバーガー、パスタやピザ、インドネシア料理などを提供。

 一番人気は創作コーヒーの「ストロベリーミルク」(Rp.6万5000、サービス料・税別途)。ストロベリー果実とミルクチョコフレーバーのコーヒーがタンブラーに入った状態でサーブし、自分でシェイクしてから少量をグラスにつぐ。氷は解けにくい丸い氷を使っているため、水っぽくならず濃いままの味が楽しめるよう工夫する。

 10月にオープン予定の3階部分はミーティングルームもあり、団体客やプライベートを重視する客層向けとなっている。2025年には4階より下の部分にホテルを建設する予定だという。

 現在の営業時間は10時~19時。2階席店内は禁煙、テラス席は喫煙可能。

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