メイン通りを含むウブドの4ヵ所の道路で5月13日、無断路上駐車の取り締まりが始まった。
コロナ禍の時はまるでシャッター商店街のように静まり返っていたが、今では人気の観光地らしい活気が戻っているウブド。ただ観光客の増加とともに、バイクや車の無断路上駐車も増え、ウブドの通りは道幅が狭いこともあり慢性的な渋滞が問題となっている。そうした現状を受け、メイン通りとなる4カ所の道路で路上駐車の取り締まりが強化されることになった。
取り締まりの対象となっているのは、モンキーフォレスト通り、ラヤウブド通り、スゥエタ通りとハノマン通り。警察や交通局、村の警備隊などが協力してパトロールを行い、無断駐車している車はレッカー車で近くの警察や駐車場に運んでいるが、取り組みが始まったばかりのため厳重注意のみで罰金は発生していないという。
ウブドの中心地区には数カ所の有料駐車場がある。現在、モンキーフォレスト通りにある広場が仮の無料駐車場となっており、通り沿いで働く人たちも多く利用している。規制は5月13日に始まったが、事前に村や商店街の代表者など関係者を集め説明会などを行い、了解を得たうえで始めたため、特に大きな混乱などは起きず、通りは見違えるほどスッキリし、早くも成果が現れている。