バリ島ングラライ国際空港の国際線エリア内2階に10月19日、カプセルホテル「デジタル・エアポートホテルPass Go」がグランドオープンした。
「Pass Go」はインドネシア国内に展開しているカプセルホテルで、ジャカルタの空港などに3カ所あり、バリ島では初となる。ジャカルタの施設の部屋は中も外もまるで宇宙船の中にいるような造りになっているが、バリ島は入り口に木材を使う。これはングラライ空港からのリクエストだという。
施設の使用時間は6時間、9時間、24時間で、部屋はスーペリア(68室)とテレビ付のプレミア(64室)の2タイプ。広さは両タイプとも幅100センチ、奥行き200センチ、高さ125センチ。部屋にはミネラルウオーター1本、ブランケット、USBポーターやミニテーブルなどを備える。ロッカー、バスタオル、歯ブラシ、スリッパなどの設備や備品もそろえる。ロッカーに入らない大きな荷物はフロントで預かる。
その他、シャワーだけの施設利用も可能で、その場合でも共有スペースや無料Wi-Fiも利用できる。子ども連れの場合10歳以下は2人まで同室も可能。
オペレーション・マネジャーのアグンさんは「お客さまの中には、自身で目覚ましをセットしていても疲労で起きられないこともある。寝過ごしてミスフライトしないよう、チェックイン時にフライト情報を伺い、スタッフがドアをノックして起こすこともサービスの一つで行っている」と話す。
現在はグランドオープンのプロモーション期間中で、スーペリア=6時間25万ルピア、9時間27万5,000ルピア、24時間30万ルピア、プレミア=6時間26万5,000ルピア、9時間28万5,000ルピア、24時間32万5,000ルピア。