今年で15回目となる「サヌールビレッジ・フェスティバル」が8月17日~21日の5日間、ムルタサリ・ビーチのメイン会場(Mertasari Beach, Sanur)を中心に開催された。
地元サヌールのガムラン隊による野外ステージでのパフォーマンス
2005年に起きた2度目のバリ島爆弾テロ事件の悲劇的な惨事がきっかけとなり、翌2006年に始まった同フェス。以来、毎年の恒例イベントとなっていたが、コロナ禍の影響により2020年から中止を余儀なくされていたが、ようやく3年ぶりの開催となった。
同フェスは音楽、芸術、文化、スポーツ、食などが楽しめる祭典で、島内で行われるフェスの中でも人気が高く、入場者数も多い。ムルタサリ・ビーチのメイン会場には2つの野外ステージを設け、日替わりでアーティストたちがパフォーマンスを披露。広い会場内には飲食、衣類、工芸品など約150店が出店し、サヌールにある人気のレストランやホテルの料理が屋台で気軽に楽しめるとありにぎわいを見せていた。
期間中はサーフィン大会、カイトサーフィン大会、ジュクンパレード、サンライズヨガ、子ガメ放流、ビーチクリーン、植樹などのさまざまなイベントがサヌールのビーチエリアで行われた。期間外の11日~14日も「国際たこ上げ大会」が行われ、25日~28日はテニストーナメントが行われる。
今年からメイン会場の入場料が有料となったが、オンラインでも購入でき、その場合は通常料金よりも割引価格で販売。5日間有効のデイパスは早い段階で完売(サヌール在住者の入場は無料)。