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バリ島・ヌサドゥアでアジア初の「べスパ・ワールドデイズ」 国内外から愛好家終結

多くはアンティークなべスパ

多くはアンティークなべスパ

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 バリ島ヌサドゥアで6月9日~12日の4日間、べスパ愛好家たちが集まる世界的イベントが開催され、世界27カ国8500台以上のべスパがバリ島に集結した。

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 ヨーロッパ各地で毎年開催地を変えながら行われていた「べスパ・ワールドデイズ」が、今年は初めてのアジア圏となるバリ島での開催となった。当初は2020年開催を予定していたが新型コロナウィルスの影響で延期が続いていた。

 べスパ愛好家人口が多いインドネシア。彼らは記念すべきアジア初の世界的イベントに参加するため、開催数日前から続々とバリ島へ向け地元を出発した。中には愛車をクラブメンバーでまとめてキャリアカーで先に運び、後から電車やバスなどを使ってバリ島入りしたジャカルタの愛好家たちもいたほか、何日もかけて自身のバイクに乗って訪れた人も多くいた。愛車は古いべスパを改造しているものも多く、途中で壊れ修理に時間がかかった人たちもいたという。

 イベントは入場制限があり、チケットは全てオンラインで事前販売。入場料金が高めなことから、インドネシア国内から集まったべスパ愛好家の中にはチケットを入手できなかった人たちもいたが、ヌサドゥアの会場以外の場所でもバリ島内のべスパクラブチームによるイベントが行われた。

 初日の9日夕方、サヌールのムルタサリ・ビーチの広場には国内各地から100台以上のべスパが終結。ここではバリ島内のべスパクラブチームがホストとなり、ツーリングや食事会などのイベントが行われた。ホストとなったクラブメンバーのアグスさんは「今回のような大きなイベントがバリ島で開かれたことは本当に光栄。待ちに待ったこの時を仲間たちと共に楽しみたい」と話す。「ヌサドゥアの会場に行けない人たちや、遠くから来た仲間たちにもバリ島を楽しんでほしい」とも。

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