ファッションデザイナーの吉田はつみさんが12月下旬から、初めてバリの「Alila Villas ウルワツ」を皮切りに、スミニャック、ウブド、マンギでアクセサリーやバッグを販売する。
バリ在住の日本人デザイナー、ウブドなどで展示会 素材にこだわり
吉田さんのデザインの特徴は、素材そのものを使う点。宝石や芸術作品のように既に価値が共通認識されているものを使うというより、むしろバナナの繊維、魚のうろこ、鳥の羽やスポンジ、プラスチック、ビニールシート、金属の破片などに興味を見出すという。そうした素材から作られた型破りな洋服は世界中の創作ファッション愛好家たちの注目を集めている。
1999年、日本からバリにスタジオ兼自宅(Studio Suna Bali Factory Panorama Cottages 2 Jl, Sriwijaya Legian Kelod,Kuta)を移し、バリの太陽の光や風、飼い犬、食べ物、バリ全てからインスパイアを受けているという吉田さん。2年前には、ジャカルタウイメンズインターナショナルクラブでファッションショーを開いたほか、日本やニューヨークでも精力的に個展を開いている。
12月23日~25日は東京・銀座で仲間展を開いているほか、2020年2月3日~5日は米ニューヨークのアクセントオンジャパンでの展示会を予定している。