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バリ島ウブドに魅せられた日本人画家、エキシビション開催

エキシビション会場で絵画の説明をする井山忠行さん

エキシビション会場で絵画の説明をする井山忠行さん

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 バリ島、ウブド近郊のシンガバドウ村にアトリエ「Atelier L.S.B IYAMA」(Jl, Puseh Natih Br, Negari Singapadu Gianyar Bali)を構える井山忠行さんが6月20日から、エキシビションを開催した。

アトリエで流れるように筆が進む場面

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 井山さんは1989年、53歳で初めてバリ島を訪れた。日本と近似するバリ島の風土や文化、生活などに引かれて、最初に家を間借りしたウブド、プリアタンの当主カレンさんのつながりからアグン・ライさん(アルマ美術館主)、ルダナさん(ルダナ美術館主)、ステジャ・ネカさん(ネカ美術館主)と親交を深め、1996年にシンガパドウ村に自宅兼アトリエを構えた。

 2000年8月には1カ月間にわたり、ウブドのネカ美術館でエキシビション「SOUNDS OF GAME-LAN」を開き、2005年には仏パリで「Bali Dreams」を開催。以降、現在に至るまで芸術活動を精力的に続けており、年間100点以上の作品を生み出している。

 外出する時間も惜しんでアトリエで描く井山さんの作品には、南国バリ島の太陽やヤシの木など自然をモチーフにした力強い鮮やかな色彩があふれている。アトリエでは定期的にエキシビションも開いている。自宅兼アトリエは現在、アート系アーティストのシェアハウスとしても提供している。

 エキシビションの会場は自身のアトリエ「Atelier L.S.B IYAMA」。開催期間は6月20日~8月30日を予定。入場無料。

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