2018-2019年度在バリ オーストラリア総領事館のDirect Aid Program (DAP)の申請書受け付けが8月上旬、始まった。
2005年に同領事館が始めたDAPはこれまで、89万豪ドルを132のプロジェクトに支援してきた。2017年度は63の懸案応募があり、選考委員会によりバリ島から14件、ロンボク島から3件のプロジェクトが選ばれ、計12豪万ドルの支援金が授与された。
対象となるプロジェクト内容は、コミュニティー開発、教育、男女平等、障がい者、青少年、経済的エンパワーメントで、地域はバリ島とロンボク島、スンバワ島(西ヌサ・トゥンガラ州=NTB)となる。
6月25日に同領事館が開いたDAP説明会には、個人、コミュニティーグループ、地方または国際NGO(非政府組織)、政府機関、研究機関、NPOなど37の団体から約70人が出席した。
総領事のDr. Studdertは「ささやかな援助だが、貧困を無くすため持続可能な開発を実現するプロジェクトを地域社会に提供できれば。今年はぜひスンバワ島のプロジェクトを支援したい」と話した。説明会はネットワーキングを広げる機会にもなり、出席者の談話も弾んだ。
申請書は英語またはインドネシア語で送付可能。