バリ島ギニャール県の「Bentara Budaya Bali」(Jl. Profesor Ida Bagus Mantara no88A, Sukawati)で1月26日~28日の3日間、日本インドネシア国交樹立60周年を祝うイベントが行われた。
在デンパサール日本国総領事館が主催した同イベントでは、茶道や漫画のワークショップ、映画の上映や音楽の演奏など日本文化を伝えるコンテンツが多数用意された。
中でも日本の三味線とバリの竹笛のコラボ演奏、日本人会シニア部よるよさこい踊りのパフォーマンスは会場に集まった観客らの大きな拍手を浴びた。よさこい踊りはバリ島でも人気が高く、ウダヤナ大学、サラスワティ大学、ウブド高校にもパフォーマンスチームがある。
日本語補習校の生徒らで結成する和太鼓クラブ「鼓龍」の迫力ある演奏に、集まった観客らが大きな歓声を上げた。「鼓龍」のメンバーを指導するウブドのプリアタン王宮に嫁いだ日本人・桑山恭子さんは「バリ島は私の第二の故郷。二つの故郷ために伝統音楽の指導に当たっている」と話す。
日本とインドネシアは1958年に国交を樹立。60周年を迎える今年はインドネシア国内の各地で祝賀イベントが予定されている。