バリ島で2月21日、国を挙げてゴミ問題に取り組むイベント「National Hari Peduli Sampah」が開催される。ゴミ問題に対する意識向上を目指す。
同イベントは「Malu Dong Community」が主催する。デンパサール市内の中学校(SMP)の生徒ほか、市民の参加を呼び掛ける。昨年はおよそ3000人の市民が参加した。 「ゴミ問題は個人の意識改革から始まる」というNyoman Bimoさんが2009年に始めた活動の輪が広がり、年々参加者を増やしているという。
「Malu Dong-Buang Sampah Sembarangan」=「恥ずかしい!ゴミのぽい捨て」をキャッチフレーズに、ゴミの分別やリサイクルについてのレクチャー、ビーチクリーン活動を行う。
「観光の島バリ島をもっと清潔にするため、ゴミ問題に対処していかなければ」とBIMOさんは話す。
当日はIda Bagus Rai Dharmawijayaデンパサール市長も参加予定。海岸の入り口に「ゴミ捨て禁止」の看板を立てるほか、さらなる看板を立てるための制作費用の寄付を募る。