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バリ島で最高階級ブラフマナの火葬式 長い行列も

高いひつぎを村民らが担ぐ

高いひつぎを村民らが担ぐ

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 バリ島サヌール地区のバンジャールタマンで11月7日、ブラフマナ階級の火葬式が行われた。

道路を閉鎖し火葬場まで長い列が続く

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 ブラフマナとはバリ島のカースト階級の中でも最高に当たる祭司層のこと。この日は親族とバンジャールTAMANの村民らが参加し、元BADUNG県の副摂政を務めたIda Dayu Made Okaさんの盛大な火葬式が執り行われた。

 道路は閉鎖され、KARANGビーチの火葬場までの長い行列が続く。ルンブーと呼ばれるひつぎは電線より高く、そのため若者らは道路の電線を持ち上げるなどして通った。

 「輪廻(りんね)転生」を信仰するバリヒンズー教徒にとって、葬儀は人生最大の儀式。故人が天に上り神様の元に返る祝祭と考えられており、そのため生涯で最も経費がかかる儀式でもある。

 故人の一族は、祭司階級にもかかわらず独立戦争に参加して勇敢な手柄を立てたとして、「サヌールの王様」と村民から親しまれている。

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