バリ島サヌール地区のMertasari Beachで7月7日~9日の3日間、アンティーク車とバイクの展示会が開かれ、会場は多くの愛好家らでにぎわった。
同会場周辺は毎年、大規模なオートフェストバルが開催されたほか、中古車販売店、ハーレーダビッドソンなどを扱うバイク専門店、愛好家らが集まるバーやカフェもあるエリアだ。
バリ島では自動車車両番号や車両所有証明にはメーカー、型式、排気量など7つのポイントだけが登録されるため、それ以外の部分を改造するカスタムカーの需要も高い。車検制度は無く、毎年車両税を納める仕組みだ。そのため古い車が使われていることも多い。愛好家らが結成したグループも複数あり、休日ともなると景色の良い道路を列になってドライブする姿が見受けられる。
「バリ島は涼しい日が続いているが、この会場だけは愛好家の熱気で暑い」と主催者のひとり、マデさんは話す。
会場は連日、ローカルバンドのライブ演奏が行われ、イベントは深夜まで続いた。