バリ島サヌール地区にオープンしたイカン・バカールの店「Warung Mega」（Jl. Kutat Lestari no 18B,Sanur）が3月1日、宅配サービスを始めた。

オーナーシェフのワヤンさん夫妻

　「イカン・バカール」とは焼き魚のこと。気温が高く、魚の保存が難しいため、取れた魚を新鮮なうちに炭火焼きにするというバリ島の伝統的な調理法の一つだ。

　同店は1月30日、バリ・ビーチホテルのシェフだったワヤンさんが妻と2人で開いた。魚のスープ「Sup Ikan」のほか、焼き貝「Kerang Bakar」などのシーフード料理を提供している。中でも炭火焼きの魚料理「イカン・バカール」は好評で、地元バリニーズにも口コミで知られるようになった。

　サヌール地区出身のワヤンさんは「妻と店を持つことが夢だった。リーズナブルな価格で一流の味を提供する」と話す。

　宅配のエリアはサヌール地区内で、3月30日までソフトオープンのため、料理をプロモーション価格で提供しているという。

　営業時間は10時～22時。