周辺にあるゴミに目を向け清掃しようと呼び掛ける、2月21日のインドネシアの「Hari Peduli Sampah Nasiona(全国ごみの日)」に先駆け、バリ島のサヌール地区にあるビーチで2月17日、大規模な海岸清掃と植樹祭が行われた。
清掃は7時開始。インドネシア陸軍、地元住民、学生、環境保護団体など約5000人が集まった。まずは参加者全員がグループに分かれ、潮が引いたビーチでゴミを拾う。何をするにもにぎやかなバリニーズたちは和気あいあいと、楽しげにおしゃべりに花を咲かせながら、時にはソーシャルメディア用の集合写真を撮影しながら作業に取り組んだ。
清掃後には50本のニレの木が植樹された。「ビーチを訪れる人が美しい景色を眺めながら木陰でくつろげるように、この木がすくすくと育って緑の多い良い海岸になってほしい」と参加者らは話していた。