バリ島ウブドのサンギンガン通りにある日本食レストラン「萬まる」が11月、8周年を迎えた。
同22日に行われた記念パーティーには、常連や近所の人々、わざわざこの日のため日本から来たという同店ファンの人々が集まり店内は熱気に包まれた。
店名の「萬」は大阪ミナミのアメリカ村の生みの親とされる空間プロデューサーの日限萬里子さん、「まる」はバリ島で「アニキ」と慕われている丸尾孝俊さんからもらったもの。オーナーの乾さんが2人と親交が深いことから実現したという。
多くの店をプロデュースしてきた日限さんだったが、唯一おでん店さんをやりたいという思いを残し他界したことから、日限さんの意を受け継いだ乾さんはその願い通り、パーティー当日もおでんをはじめ、人気メニューのすしやお好み焼きなどを振る舞った。
これまでは欧米人の客が多かったというが、最近はインドネシアの富裕層にも人気で、焼き肉をよく注文するという。カルビ=11万インドネシアルピア、すしセット=5万5,000インドネシアルピア~、たこ焼き(8個)=3万インドネシアルピア。