バリ島ギニャール県の動物園「Bali Zoo」で人気のアトラクション「オランウータンと朝食」がメニューを一新した。
敷地面積約3.5ヘクタールの同園では、約80種類の動物が飼育されている。飼育動物の90%はインドネシアで生息する動物で、中にはコモドドラゴンやオランウータンなどの希少動物も含まれている。同園ではオランウータンと触れ合い、朝食を楽しむプランが好評を得ていたが、1月、朝食のスペースを開放的にリニューアルし、料理もビュッフェスタイルに、卵料理はその場で調理する方法へと変更し、訪れる観光客の人気を集めている。
マレー語で「森に住む人」という名を持つオランウータンは、カリマンタン島とスマトラ島に生息している大型類人猿だ。昨今はパームオイルのプランテーションを作るため、これらの島にある熱帯の森が急速に伐採され、その消失によって絶滅の危機にひんしている。
「たくさんのゲストにオランウータンの愛らしさを見て触れてほしい」と広報のエマさん。
レストランスペースの営業時間は9時~17時。